R×stats::shapiro.test 正規性の検定(シャピロ・ウィルク検定)

R言語で、シャピロ・ウィルク検定による正規性の検定を行う方法について解説します。シャピロ・ウィルク検定はRのインストール時に標準で組み込まれ、起動と同時に自動で読み込まれるstatsパッケージに含まれるshapiro.test()関数を用いて実行することができます。ここでは、statsパッケージのshapiro.test()の使用方法についてお伝えします。

shapiro.test()の概要

shapiro.test()は、シャピロ・ウィルク検定による正規性の検定を行うための関数です。

shapiro.test(()の使い方


shapiro.test(x)

shapiro.test()の引数

x

データ値の数値ベクトルを指定します。
欠損値は許容されますが、欠損値以外の値の数は3~5000の範囲である必要があります。

shapiro.test()の戻り値

クラス「htest」を持つリストには、以下のコンポーネントが含まれています。

変数名 説明
statistic シャピロ・ウィルク統計量の値。
p.value 検定の近似p値。ロイストン(1995)によれば、p値が0.1未満の場合、この値は適切である。
method 「シャピロ・ウィルク正規性検定」という文字列。
data.name データの名前を示す文字列。

使用例

次のコードは、平均値5、標準偏差1の正規分布から乱数を30個発生させ、シャピロ・ウィルク検定を行っています。


rnorm(30, mean = 5, sd = 1) |>
  shapiro.test()

Shapiro-Wilk normality test

data:  rnorm(30, mean = 5, sd = 1)
W = 0.97854, p-value = 0.7855