R言語で、欠損値NAを文字列”NA”にする方法について解説します。文字列の操作には、tidyverseパッケージに含まれているstringrパッケージを使用するのが便利です。ここでは、stringrパッケージのstr_replace_na()を使用した方法についてお伝えします。
		str_replace_na()の概要
str_replace_na()は、欠損値NAを文字列”NA”にするための関数です。
str_repalce_na()の使い方
str_replace_na(string, replacement = "NA")
str_replace_na()の引数
replacement
文字ベクトルまたは文字ベクトルに変換可能なものを指定します。
replacement = “NA”
文字列を指定します。
準備
あらかじめ、tidyverseパッケージを読み込んでおきます。
library(tidyverse)
使用例
欠損値NAを文字列”NA”にするには次のようにします。
str_replace_na(c("りんご", NA, "ごりら", NA, "らっぱ"))
[1] "りんご" "NA"     "ごりら" "NA"     "らっぱ"
 
					