R言語で、IntervalおよびPeriod、数値クラスのオブジェクトをDurationオブジェクトに変換する方法について解説します。時間に関する処理はtidyverseパッケージに含まれているlubridateパッケージを使うのがとても便利です。ここでは、lubridateパッケージのas.duration()の使用方法についてお伝えします。
as.duration()の概要
as.duration()は、IntervalおよびPeriod、数値クラスのオブジェクトをDurationオブジェクトに変換するための関数です。数値オブジェクトは、数値と同じ秒単位を持つDurationオブジェクトに変換されます。
as.duration()の使い方
as.duration(x, ...)
as.duration()の引数
x
期間に変換するオブジェクトを指定します。
…
他のメソッドに渡される引数です。現在使用されていません。
as.duration()の戻り値
Durationオブジェクトを返します。
準備
あらかじめ、tidyverseパッケージを読み込んでおきます。
library(tidyverse)
使用例
IntervalオブジェクトをDurationオブジェクトに変換するには次のようにします。
interval(ymd("2000-01-01"), ymd("2010-06-30")) |>
as.duration()
[1] "331171200s (~10.49 years)"