R×forcats::fct_unique 指定した因子の水準を値とする因子を取得する

title: R×forcats::fct_unique 指定した因子の水準を値とする因子を取得する
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R言語で、指定した因子の水準を値とする因子を取得する方法について解説します。因子の操作には、tidyverseパッケージに含まれているforcatsパッケージを使用するのが便利です。ここでは、forcatsパッケージのfct_unique()を使用した方法についてお伝えします。

fct_unique()の概要

fct_unique()は、指定した因子の水準を値とする因子を取得するための関数です。

fct_unique()の使い方


fct_unique(f)

fct_unique()の引数

f

因子を指定します。

準備

あらかじめ、tidyverseパッケージを読み込んでおきます。


library(tidyverse)

解説のために、次の因子を使用します。


f <- fct(letters[1:3], letters[1:9])
f

[1] a b c
Levels: a b c d e f g h i

使用例

指定した因子の水準を値とする因子を取得するには次のようにします。


fct_unique(f)

[1] a b c d e f g h i
Levels: a b c d e f g h i