R言語で、因子水準の順序を逆にする方法について解説します。因子の操作には、tidyverseパッケージに含まれているforcatsパッケージを使用するのが便利です。ここでは、forcatsパッケージのfct_rev()を使用した方法についてお伝えします。
fct_rev()の概要
fct_rev()は、 因子水準の順序を逆にするための関数です。
fct_rev()の使い方
fct_rev(f)
fct_rev()の引数
f
因子(または文字ベクトル)を指定します。
準備
あらかじめ、tidyverseパッケージを読み込んでおきます。
library(tidyverse)
解説のために、次の因子を使用します。
f <- fct(c("a", "b", "c"))
f
[1] a b c
Levels: a b c
使用例
因子水準の順序を逆にするには次のようにします。
fct_rev(f)
[1] a b c
Levels: c b a