R言語で、日時オブジェクトの年月日要素を取得または設定する方法について解説します。時間に関する処理はtidyverseパッケージに含まれているlubridateパッケージを使うのがとても便利です。ここでは、lubridateパッケージのdate()の使用方法についてお伝えします。
date()の概要
date()は、日時オブジェクトの年月日要素を取得または設定するための関数です。
date()の使い方
date(x)
date(x) <- value
date()の引数
x
日時オブジェクトを指定します。
value
date()関数が定義されているオブジェクトを指定します。
準備
あらかじめ、tidyverseパッケージを読み込んでおきます。
library(tidyverse)
使用例
年月日を取得する
年月日を取得するには次のようにします。
x <- ymd_hms(c("2001-01-01 01:01:01", "2002-02-02 02:02:02", "2003-03-03 03:03:03"))
date(x)
[1] "2001-01-01" "2002-02-02" "2003-03-03"
年月日を設定する
年月日を設定するには次のようにします。
date(x) <- c("2011-01-01", "2012-02-02", "2013-03-03")
x
[1] "2011-01-01 01:01:01 UTC" "2012-02-02 02:02:02 UTC" "2013-03-03 03:03:03 UTC"