R言語で、現在日時を取得する方法について解説します。時間に関する処理はtidyverseパッケージに含まれているlubridateパッケージを使うのがとても便利です。ここでは、lubridateパッケージのnow()の使用方法についてお伝えします。
now()の概要
now()は、現在日時を取得するための関数です。
now()の使い方
now(tzone = "")
now()の引数
tzone = “”
現在時刻を取得するタイムゾーンを指定する文字ベクトルを指定します。
tzoneのデフォルトはコンピュータのシステムタイムゾーンです。now(“UTC”)で協定世界時(UTC)の現在時刻を取得できます。
now()の戻り値
POSIXctオブジェクトとして表された現在の日時を返します。
準備
あらかじめ、tidyverseパッケージを読み込んでおきます。
library(tidyverse)
使用例
現在日時を取得するには次のようにします。
now()
[1] "2025-10-31 12:23:34 UTC"