R言語で、日時オブジェクトの週要素を取得または設定する方法について解説します。時間に関する処理はtidyverseパッケージに含まれているlubridateパッケージを使うのがとても便利です。ここでは、lubridateパッケージのweek()の使用方法についてお伝えします。
week()の概要
week()は、日時オブジェクトの週要素を取得または設定するための関数です。
week()の使い方
week(x)
week(x) <- value
week()の引数
x
日時オブジェクト(POSIXct、POSIXlt、Date、Period、chron、yearmon、yearqtr、zoo、zooreg、timeDate、xts、its、ti、jul、timeSeries、fts)を指定します。
value
週を表す数値を指定します。
準備
あらかじめ、tidyverseパッケージを読み込んでおきます。
library(tidyverse)
使用例
週を取得する
週を取得するには次のようにします。
x <- ymd_hms(c("2001-01-01 01:01:01", "2002-02-02 02:02:02", "2003-03-03 03:03:03"))
week(x)
[1] 1 5 9
週を設定する
週を設定するには次のようにします。
week(x) <- c(11, 12, 13)
x
[1] "2001-03-12 01:01:01 UTC" "2002-03-23 02:02:02 UTC" "2003-03-31 03:03:03 UTC"