RStudioでKnit to PDFをを実行するための環境を構築する手順をお伝えします。

最初に、Knit to PDFを実行した際には、次のように必要なパッケージのインストールを要求されますので、「Yes」ボタンをクリックしインストールします。

Knit to PDFを実行するためには、Tex環境を構築する必要があります。Tex環境を構築していない場合は、RStudioが次のようなエラーを出力します。そして、Tex環境MiKTex(Complete)を提案します。


"C:/Program Files/RStudio/bin/pandoc/pandoc" +RTS -K512m -RTS sample01.utf8.md --to latex --from markdown+autolink_bare_uris+ascii_identifiers+tex_math_single_backslash --output sample01.pdf --template "C:\Users\[user]\Documents\R\win-library\3.4\rmarkdown\rmd\latex\default-1.17.0.2.tex" --highlight-style tango --latex-engine pdflatex --variable graphics=yes --variable "geometry:margin=1in" 
pandoc.exe: pdflatex not found. pdflatex is needed for pdf output.
 エラー: pandoc document conversion failed with error 41
 追加情報:  警告メッセージ: 
 命令 '"C:/Program Files/RStudio/bin/pandoc/pandoc" +RTS -K512m -RTS sample01.utf8.md --to latex --from markdown+autolink_bare_uris+ascii_identifiers+tex_math_single_backslash --output sample01.pdf --template "C:\Users\[user]\Documents\R\win-library\3.4\rmarkdown\rmd\latex\default-1.17.0.2.tex" --highlight-style tango --latex-engine pdflatex --variable graphics=yes --variable "geometry:margin=1in"' の実行は状態 41 を持ちました  
 実行が停止されました 

No TeX installation detected (TeX is required to create PDF output). You should install a recommended TeX distribution for your platform:

  Windows: MiKTeX (Complete) - http://miktex.org/2.9/setup
  (NOTE: Be sure to download the Complete rather than Basic installation)

  Mac OS X: TexLive 2013 (Full) - http://tug.org/mactex/
  (NOTE: Download with Safari rather than Chrome _strongly_ recommended)

  Linux: Use system package manager

ここでは、RStudioから提案されたMiKTex(Complete)環境を構築します。次のサイトに移動し、インストーラーをダウンロードします。

Complete版をインストールするために、Net Installerのインストーラーをダウンロードします。

ダウンロードしたインストーラーを実行します。

同意できる場合は、チェックを入れ、「次へ」ボタンをクリックします。

Download MiKTexにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。MiKTexのComplete版のインストール手順は、2段階で行います。第1段階はファイルのダウンロードを行い、第2段階はダウンロードしたファイルをインストールするという流れになります。今回は、第1段階のファイルのダウンロードになります。

Complete MiKTeXにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

どこからダウンロードするかを選択します。特にこだわりがなければ、一番上で良いでしょう。選択後、「次へ」をクリックします。

ダウンロードしたファイルをどこに保存するのかを指定します。デフォルトでは、デスクトップに「MiKTeX Download Files」フォルダが作成され、その中にダウンロードファイルが格納されます。指定後、「次へ」をクリックします。

確認画面が表示されますので、問題がなければ「Start」をクリックします。

ダウンロードが開始されます。

ダウンロードが完了しましたら、「次へ」をクリックします。

ここまでで、第1段階が完了になります。「Close」ボタンをクリックし、画面を閉じます。

デスクトップに「MiKTeX Download Files」が作成されていることが確認できます。

再度、MiKTeXのインストーラーを実行します。ここからは、第2段階になります。

同意できる場合は、チェックを入れ、「次へ」をクリックします。

Install MiKTeXにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

Complete MiKTeXにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

どのユーザーがMiKTeXを利用できるのかを指定します。特に問題がなければ、すべてのユーザーがMiKTeXを使用できる、Anyone who uses this computer (all users) にチェックを入れます。その後、「次へ」をクリックします。

第1段階で、ダウンロードしたファイルの格納先フォルダを指定します。指定後、「次へ」をクリックします。

インストール先フォルダを指定します。特にこだわりがなければ、そのまま「次へ」をクリックします。

設定を行います。特にこだわりがなければ、そのまま「次へ」をクリックします。

確認画面が表示されます。確認後、「Start」ボタンをクリックします。

インストールが開始されます。

インストールが完了しましたら、「次へ」をクリックします。

インストールが完了しましたので、「Close」ボタンをクリックし、画面を閉じます。

ファイルの新規作成から、R Markdownをクリックします。

PDFにチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。

一度、ファイルの保存をします。ここでは、ファイル名を「sample01」として保存しました。

Knitボタンまたは、Knit to PDFボタンをクリックすると、PDFが作成されます。

ビューアーが立ち上がり、PDFが表示されます。

関連する記事

  • R,knitPDF bxjsarticleを用いた際にサブタイトルでエラーが出る場合の対処法 RStudioを用いてRmdファイルから日本語PDFを作成する際に、ドキュメントクラスをbxjsarticleと設定すると、次のようなエラーが出てPDFファイルが作成されない。 エラーは、subtitleコマンドが二重に定義されているために起こっているようだ。 ! LaTeX Error: Command \subtitle already defined. Or […]
  • WindowsにRStudioをインストールする手順WindowsにRStudioをインストールする手順 WindowsにRStudioをインストールする手順についてお伝えいたします。 ファイルのダウンロード RStudioのインストールファイルをダウンロードするために、次のサイトに移動します。 RStudio – Open source and enterprise-ready professional software for […]
  • Ubuntu,R knitrで日本語のPDFを出力するための設定Ubuntu,R knitrで日本語のPDFを出力するための設定 Ubuntu14.04とRで、knitrで日本語のPDFを出力するための設定方法をお伝えする。 Rでの作業は実際にはRStudioを用いている。 それでは、Ubuntuの設定からお伝えする。 Ubuntuの設定 Ubuntuに日本語のTex環境をインストールする。 $ sudo apt-get install texlive […]
  • WindowsでHeidiSQLを使用してMariaDBをバックアップ・リストアするの方法WindowsでHeidiSQLを使用してMariaDBをバックアップ・リストアするの方法 WindowsでHeidiSQLを使用してMariaDBをバックアップおよびリストア(復元)する方法をお伝えいたします。 MariaDBのバックアップ方法はいくつかありますが、今回ご紹介する方法は、ダンプファイルの作成という方法になります。MariaDBのダンプファイルの作成は、通常、CUI(黒い文字だけの画面)でmysqldumpというコマンドラインツールを用いて行い […]
  • 決定木 – 回帰木決定木 – 回帰木 ここでは、決定木の目的変数が連続値である場合の回帰木について、R言語の「rpart」パッケージを用いて簡単に見ていく。 まずは必要となるパッケージのインストールとロードを行う。「rpart」パッケージは決定木を行うためのものだが、「rpart.plot」と「partykit」パッケージは結果を視覚的に表示するために使うので、あらかじめインストールとロードをしておく。 […]
Windows上のRStudioでKnit to PDFを実行するための環境を構築